ピアノコンサート’19

11月3日(日)に行われたピアノコンサートの模様をお伝えします。

昨年も12月に開催されたこのピアノコンサート、

今年もプロピアニストの久下真里さんをお迎えし、

『秋の庭』という名称で、秋のイベントとして行われました。

久下真里さんは“ピアニケーション”と銘打ったコンサートを

さまざまな場所で開催されており、そのコンサートは

ピアノの演奏だけに留まらず、来場者とコミュニケーションを

図りながら、気軽に音楽(ピアノ)を楽しむ場を提供されています。

ピアノの音、みなさんにはどんな音に感じられますか?

タララ~ンと楽しげな音、ジャンジャンと心に響く音、

サラサラと美しい旋律が心地よい音、ポロロンとキャッチーな音・・・

もちろん、曲調や演奏法によって音の聞こえ方は異なりますが、

聞く人のその時の心情や、会場の雰囲気、弾き手の想いなどで

聞こえ方が変わる、また、人それぞれの聞こえ方が存在するのって

たくさんの楽器がある中でもピアノがトップだと筆者は感じます。

ご入居者様にとっても同じことが言えるわけで、

普段、感情をあまり表面に出しづらくなっておられる方や、

身体の自由が十分でない方でも、ピアノが奏でる旋律が

そこにいるすべての人の心に、それぞれの形の『何か』

うったえかけ、感情を揺さぶります。

長時間座っていることが困難な方が、最後まで傾聴されたり

涙をうかべて微笑んでおらる方がいらっしゃったり。

決して医学を否定するわけではありませんが、

音楽には医学だけでは説明がつかない力があることは確かです。

ベートーベンの代表作、悲壮ソナタop13から

誰もが口ずさめる唱歌の紅葉に至るまで、

実に様々な分野の曲が演奏され、入居者様も一体になりながら

コンサートが進んでいきました。

とても素敵な時間、今年もありがとうございました!

 

©総務室 三木

秋華祭、ローズは何をする人ぞ

“天高く馬肥ゆる秋”

【注釈】秋は空気も澄んでいて、空も高く感じられ、馬も肥えるような収穫の季節でもある。秋の季節の素晴らしさをいう句で、多く手紙などで時節の挨拶として用いられる。

例年、8月に開催してきた、当施設年間最大行事の『納涼祭』、

今年は『秋華祭(しゅうかさい)』として刷新され、

時期も比較的涼しくなってきた10月6日(日)に開催されました。

過去には幾度か突然の雨にさらされたり・・・

なにより8月開催だけあってとんでもなく暑かったり・・・

ところがどっこい、今年は涼しいわ、よく晴れてるわ(笑)。

午前11時、お祭りスタートと同時に、

入居者様、ご家族様、地域の方々であっという間に

受付は混雑。今年も景気よくはじまりました。

 

毎年売り切れ御免の名物たこ焼き・・

 

つくりたてホクホクの揚げ物コーナー

 

今年新たに加わった、わたがしコーナーにはキッズにも大ウケ

 

大阪人には懐かしいスマートボール、紐ひきなどのゲームコーナー

 

室内会場ではこちらも毎年好評のバザー

 

会場のあちらこちらで素敵な笑顔がはじけます。

う~ん、写真ではわかりづらいのですが、

そりゃあもうあっちゃこっちゃで笑い声しか聞こえない雰囲気で。

 

 

 

え~い、文章で表現するの難しいから、

写真連発でイメージ湧かせちゃってください!(笑)

夏祭りは夏祭りで、勢いやアゲアゲのテンションでよいものですし、

今回の秋祭りのように過ごしやすい気候でゆったりってのもいいですね。

毎年、事故やトラブルもなく、今年も大成功だったんですが、

入居者様やご家族様、地域の皆様の思いやりやご協力があってこそ、

改めて感謝申し上げます!

でもって、数ヶ月前からこの日のために懸命に準備に取り組んできた

関係者スタッフのみんな、ホントお疲れ、ありがとう!

また来年もみ~んなで大成功のお祭りにしましょ!!

 

©総務室  三木

敬老祝賀会’19

少々期間が経ってしまっているのですが、

9月15日に敬老祝賀会が行われましたのでご報告。。。

敬老祝賀会、毎年の恒例行事ではありますが、

今年もデイサービスセンターがびっしり埋まる

活気一杯の会場で祝賀会スタート。

理事長・八木秀富の挨拶を皮切りに、

お祝い年を迎えられた皆様に記念品を贈呈

皆様、おめでとうございます!益々お元気に!

で、こちらも恒例化(?)しつつあるバンド演奏へ。

 

 

今年は5人体制バンド、その名も“薔薇の庭” ←ローズガーデンの和訳!

そして今年の出し物の目玉は、ローズガーデン甲子園が誇る

若手スタッフ“中島&徳永”によるダンスパフォーマンス

 

誰もが知ってる美空ひばりの「真っ赤な太陽」のバンド演奏を背に

圧巻のストリートダンスアレンジ。キレッキレの踊りまくりで大盛り上がり!

こういうイベントではやはり『動き』がある出し物っていいですね♪

また来年も、趣向を凝らしたイベントにして、入居者様ご家族様に

楽しんでいただけたらなと思います。

もちろん、我々スタッフも楽しみます!

 

©総務室  三木

 

大阪ガス様『小さな灯火運動』にて素敵な寄贈品を頂きました

大阪ガス様のチャリティー活動として行われている

『小さな灯火運動』にて、当施設で活用する物品を御寄贈頂きました。

大阪ガス様の取り組みを基に、西宮市福祉総務課様から今回の

『小さな灯火運動』による寄贈品の打診を頂きました。

施設で検討を重ね、今回は移乗用のボードを寄贈頂くことになりました。

この移乗用ボード、結構なスグレモノで、女性でもひとりふたりで

男性入所者様のベッド移乗ができちゃうボードなんです。

写真ではわかりづらいですが、ボードを囲んでいるシートが

キャタピラのようにコロコロっと回転する工夫がなされてるんです。

職員の腰痛対策にと、以前検討したこともあったのですが、

決して安価なものではないので、先送りしていたものだったのですが、

今回の『小さな灯火運動』の寄贈品のコンセプトとも合致していることから

それをご寄贈頂く、ということになりました。

数名がかりで大変だった移乗がこれひとつでスムーズになり、

小さくたためるから持ち運びもラクチン。

施設にとって大変有益な物品を、この『小さな運灯火運動』を通じて

導入ということになりましたこと、この場であらためて

大阪ガス株式会社様には深く御礼申し上げます。

 

©総務室  三木

 

兵庫県助成事業『ひょうご介護サポーター研修』

福祉の業界って、、、

興味はあるんだけど、実際どんな仕事内容なのか、どんな施設なのか、

そういった意見はよく耳にします。

そのような意見に対応すべく、兵庫県の助成事業として、

『ひょうご介護サポーター研修』というものがありまして、

今回は当施設を会場に研修が行われましたので、その模様をご報告します。

3月17日(日)、10:00~16:30と一日かけて行われた当施設での研修は

高齢者福祉に興味はあるけど未経験という方や、

仕事内容をより具体的に学びたい、など様々な意向で6名の方が参加されました。

午前中は座学と見学がメインです。施設長と施設部統括が中心となり、

まずはローズガーデン甲子園の概要や仕事の内容等をご紹介しました。

続いて館内見学。特養、ケアハウス、デイサービスセンターから

併設している保育園『ベビーローズ甲子園』まですべてをご案内。

特養の入浴介助用の機会なども実際に見て頂きました。

お昼をはさんで・・・

(昼食は当施設の給食で、入居者様や職員と同じものをお召し上がり頂きました)

午後は実技中心の研修です。

車椅子の扱い方では、基本的な操作方法から

ちょっとした段差を越えるための扱い方まで

様々な体験をして頂きました。

車椅子にふれること自体ほとんど未経験という方もいらっしゃいましたが

皆様しっかりと知識を習得され、みるみる上達。すばらしい!

研修会場に介護用ベッドを持ち込んでの移乗研修にも、

皆様大変興味深く参加され、また積極的に実践もされました。

正しい知識を習得しなければ、腰痛を招いたり、

思わぬ事故に繋がってしまったりします。

このような機会が少しでも正しい知識を習得する場になれたとしたら

とても意義深いものですね。

『ひょうご介護サポーター研修』は、ローズガーデン甲子園は初めての試みで、

案内のチラシも近隣に限定して配布していましたが、

反響は大きく、やはり何らかの形で福祉業界に興味を持たれている方は

潜在的に多くいらっしゃるのだな、とあらためて感じました。

一般論ではどうしても福祉業界のお仕事内容というのは広く目にしていただく

機会が多いとは言い切れません。

今回のような研修を中心に、広く皆様に業界の中身を知っていただけるような場を

今後もつくっていきたいと思います!

 

©総務室 三木

2019年開幕をお餅つきでお祝い!

平成最後の年、31年になりました。

年明け一発目のイベント、餅つき大会の模様をご報告します。

実はこの餅つき大会は年を経る毎に完成度が高まるイベントでして。。。

そうなんです。スタッフのスキルが目に見えて上達していくのが

一目瞭然のイベントなんですよね、これ(笑)。

衛生安全面に最大限の注意をはらいつつ粛々と準備を整え・・・

  

炊きたてのもち米を石臼に投入、さあいくぜ!

  

よいしょっ! ぺったん!

例年正面玄関で餅つきするんですが、当然寒いので入居者様皆様は室内でご観覧。

おいしそうなお餅がつきあがりました~!

  

つきあがった餅はすぐに食堂に運ばれ、

ボランティアの方と職員とで其々食べやすいサイズに切り分けていきます。

  

今年もぜんざいにして、あったかい粕汁と併せて

入居者様、ご家族様、近隣の皆様に振る舞わせていただきました。

お餅はモチロン、粕汁も大・大好評なんですよね。

  

餅つきは数回に分けて実施、地域のお子様や、

入居者様にも飛び入り参加してもらえました。

残念ながらクールポコさんは来ませんでした(なぁ~~にぃ~~?)が、

皆様の参加もあり、『よいしょ!』って大きな掛け声もありで大盛り上がり!

正月に餅をつくのは、神様が丸い鏡にその魂を宿すことから

お餅を鏡にみたて(鏡餅っていいますよね)、

その年の豊作や無病息災なんかをお願いした、という由来があるそうです。

今年は平成から新たな年号に切り替わる年になりますが、

この一年もいつもと変わらず皆様が元気で楽しく毎日を過ごせますように!

  もう!お餅どんだけ熱いねん! by副主任

 

©総務室  三木

クリスマスピアノコンサート

12月2日に開かれたクリスマスピアノコンサートの模様をお伝えします!

プロピアニストの久下真里さんをお迎えし行われた今回のコンサート。

ピアニケーション』と称される演奏会、

いつもとはまた少し趣の異なるコンサートで、入居者様、地域の方など

約70名の方々がご来場されました。

地域交流センターを会場にしたのですが、入りきらず・・・

デイサービスセンターを一部開放してお楽しみいただきました。

誰もが口ずさめるクリスマス定番曲を中心に、

ベートーヴェンの月光などうっとり聴き入ってしまう名曲など次々に演奏されます。

途中には久下真理さんによる楽しいトークも加わり

ピアノコンサートならではの厳かなイメージとは少々異なる

とてもピュアでアットホームな雰囲気でした。

毎年この時期になると、クリスマスや年末年始に伴うイベントが

全国あちらこちらで開かれていますが、

今回のウチのこのイベント、負けてないくらい素敵なものだといえます。

足を運んで頂いた皆様、そして今回のコンサートを大成功に

導いていただいた久下真理様、本当にありがとうございました。

・・・ちなみに、ピアノってのは超繊細な楽器で

運んだり、動かしたり、演奏会前だったり、

そんなときにはじっくり時間をかけて緻密な調律が行われます。

裏方の皆さんも含めて、ホントたくさんの人たちの支えがあって、

はじめてイベントは成功するものです。裏方の皆様にも感謝!

 

Ⓒ総務室 三木

敬老祝賀会’18

9月16日(日)敬老祝賀会を行いました。

当施設をご利用頂いている皆様をお祝いできるいくつかの機会の中では

この敬老祝賀会が最大のイベントになります。

ゆえに毎年、そのコンテンツについては実は結構内容を練りこんでます(笑)。

さてまずは、例年通り理事長・八木秀富よりご挨拶にて祝賀会開幕。

ご長寿のお祝い歳を迎えられたご入居者の方々にお祝い品等の贈呈へ。

皆様、おめでとうございます!

続いて、今年は理事長と職員で編成された即席バンドによるコンサート開始。

『ブルーシャトー』、『また逢う日まで』、『恋に落ちて』をバンド編成で、

幕間には理事長ソロでの『瀬戸の花嫁』など披露させて頂きました。

当施設は音楽に力をいれており、定期的にボランティアの皆様の力を

お借りしての唄の会や演奏会を実施していますが、

職員だけのバンド編成で演奏会をするのは初めての試みです。

練習も数回という限られた中での本番になりましたが、

ご入居者の皆様には楽しんで頂けたようでなりより!

最後に施設長の辻村よりご挨拶をさせて頂き、閉幕となりました。

 

 八木秀富(理事長) on keyboard

 髙尾眞(居宅統括) on Saxophone

 烏野厚子(介護スタッフ) on Drums

 杉原裕稀(介護スタッフ) on Vocal & MC

 三木嘉明(総務) on Guitar & Vocal

音楽ってのは言葉や年齢、性別関係なしに人同士が繋がることができる

他に替えがきかないコミュニケーションツールです。

音楽療法なんてものもあるし、それが生演奏でしかも普段近くにいる職員が

音を奏でるっていうのは中々に趣のあることです。

素人芸ではありますが、それでも祝賀会後にたくさんのご入居者様やご家族様から

「素敵なイベントでした」「来年もやってね」と声をかけてくださると

いずれかまたみんなで楽しめる催しとしてやれたらな、と思います。

ちなみにここだけの話ですが、理事長、ノリノリでした!

これは来年も“あるな”と、早くも告知させていただきます(笑)

 

©総務室 三木

 

 

台風21号による被災状況のご報告と支援御礼

このたびの台風21号、そして北海道地方地震により

被害を受けられました皆様におかれましては、謹んでお見舞い申し上げます。

一日も早く復旧されますよう職員一同、心よりお祈り申し上げます。

当施設に関しましては、9月4日14時頃から翌5日19時頃まで当施設を含めた

周辺地域の停電が生じました。

停電中は施設運営の根幹に関わる部分で、ご入居者の皆様、ご家族の皆様に

多大なるご心配とご迷惑をおかけ致しましたこと、

あらためまして深くお詫び申し上げます。

お陰様をもちまして、施設も現在はほぼ通常通りの運営状態に戻りました。

瓦屋根の一部が剥がれる等の一部損壊もございますが、

早期の完全復旧を目指し取り組んでまいります。

 

今回の停電を受けて、ご入居者の一部の方々は、

設備上適切な環境下での生活をお送り頂くために、一時的に近隣施設様に

お移り頂く等の対策をとらせていただきました。

慣れぬ環境下でご不安をお感じになられたかとは存じますが、

大きな問題もなく対応できましたのも、

ご入居者様の協力があってこそと感謝致しております。

 

そして、今回の当施設の被災に際し、一時受入れをご快諾いただき、

且つ様々な形でご支援を賜りました、

社会福祉法人豊中ファミリー アリス甲子園様、

社会福祉法人円勝会 シルバーコースト甲子園様におかれましては、

筆末ではございますが、法人一同心より厚く御礼申し上げます。

 

©総務室 三木

納涼祭’18、まじハンパねえ!

8月5日(日)16:00~、今年もやってまいりました納涼祭

今年で3回目、三段跳びで言うたらホップ、ステップ、『ジャンプ』の年です(笑)。

つまり、今年はなんとしても過去2回を上回る盛り上がりをせんといかん

というワケで、たんまりプレッシャーを感じつつ数週間前から準備に励む

職員たちの姿がありました。

例年通り、焼き場の鉄板には暑さなどものともしねえ漢(おとこ)たちが集います。

いざ祭り開幕!

 

スカッとした晴天も手伝って、あっというまに人だかり。

たこ焼き、焼きそば、唐揚げ、ポテト、あんみつ等々・・・

飛ぶようにオーダーが入ります。

食べ物コーナー以外にも、ゲームコーナーや、バザーコーナー、

超新鮮な京野菜販売のコーナー、

今年から参戦したベビーローズのブースもにぎわいます。

参加頂いた皆様が熱中症にならないよう細心の注意を払いつつ、

職員も適宜水分補給。『ここで倒れるわけにはいかぬのだ』by介護副主任

去年一昨年といずれも途中で雨が降り出すという状況だった中、

酷暑でありましたが、今年は『我が祭りに一切の雨無し!』

お越し頂いた皆様も過去最高となり、まさに『ジャンプ』の納涼祭でした。

毎年のことながら、ご利用者様はもちろん、ご家族様、地域の方々、

こどもたちの笑顔がたくさんみられると、

納涼祭今年もやってよかったな~、ってしみじみ思います。

来年は4年目になります。オリンピックやワールドカップが開催される周期の年

になりますね。来年は更なる『大ジャンプ』をかまして“金メダル”のイベントにすべく、

職員一同、まじハンパねえ気合いを入れて引き続き頑張って参ります!

 

©総務室 三木