秋華祭、ローズは何をする人ぞ

“天高く馬肥ゆる秋”

【注釈】秋は空気も澄んでいて、空も高く感じられ、馬も肥えるような収穫の季節でもある。秋の季節の素晴らしさをいう句で、多く手紙などで時節の挨拶として用いられる。

例年、8月に開催してきた、当施設年間最大行事の『納涼祭』、

今年は『秋華祭(しゅうかさい)』として刷新され、

時期も比較的涼しくなってきた10月6日(日)に開催されました。

過去には幾度か突然の雨にさらされたり・・・

なにより8月開催だけあってとんでもなく暑かったり・・・

ところがどっこい、今年は涼しいわ、よく晴れてるわ(笑)。

午前11時、お祭りスタートと同時に、

入居者様、ご家族様、地域の方々であっという間に

受付は混雑。今年も景気よくはじまりました。

 

毎年売り切れ御免の名物たこ焼き・・

 

つくりたてホクホクの揚げ物コーナー

 

今年新たに加わった、わたがしコーナーにはキッズにも大ウケ

 

大阪人には懐かしいスマートボール、紐ひきなどのゲームコーナー

 

室内会場ではこちらも毎年好評のバザー

 

会場のあちらこちらで素敵な笑顔がはじけます。

う~ん、写真ではわかりづらいのですが、

そりゃあもうあっちゃこっちゃで笑い声しか聞こえない雰囲気で。

 

 

 

え~い、文章で表現するの難しいから、

写真連発でイメージ湧かせちゃってください!(笑)

夏祭りは夏祭りで、勢いやアゲアゲのテンションでよいものですし、

今回の秋祭りのように過ごしやすい気候でゆったりってのもいいですね。

毎年、事故やトラブルもなく、今年も大成功だったんですが、

入居者様やご家族様、地域の皆様の思いやりやご協力があってこそ、

改めて感謝申し上げます!

でもって、数ヶ月前からこの日のために懸命に準備に取り組んできた

関係者スタッフのみんな、ホントお疲れ、ありがとう!

また来年もみ~んなで大成功のお祭りにしましょ!!

 

©総務室  三木

敬老祝賀会’19

少々期間が経ってしまっているのですが、

9月15日に敬老祝賀会が行われましたのでご報告。。。

敬老祝賀会、毎年の恒例行事ではありますが、

今年もデイサービスセンターがびっしり埋まる

活気一杯の会場で祝賀会スタート。

理事長・八木秀富の挨拶を皮切りに、

お祝い年を迎えられた皆様に記念品を贈呈

皆様、おめでとうございます!益々お元気に!

で、こちらも恒例化(?)しつつあるバンド演奏へ。

 

 

今年は5人体制バンド、その名も“薔薇の庭” ←ローズガーデンの和訳!

そして今年の出し物の目玉は、ローズガーデン甲子園が誇る

若手スタッフ“中島&徳永”によるダンスパフォーマンス

 

誰もが知ってる美空ひばりの「真っ赤な太陽」のバンド演奏を背に

圧巻のストリートダンスアレンジ。キレッキレの踊りまくりで大盛り上がり!

こういうイベントではやはり『動き』がある出し物っていいですね♪

また来年も、趣向を凝らしたイベントにして、入居者様ご家族様に

楽しんでいただけたらなと思います。

もちろん、我々スタッフも楽しみます!

 

©総務室  三木

 

大阪ガス様『小さな灯火運動』にて素敵な寄贈品を頂きました

大阪ガス様のチャリティー活動として行われている

『小さな灯火運動』にて、当施設で活用する物品を御寄贈頂きました。

大阪ガス様の取り組みを基に、西宮市福祉総務課様から今回の

『小さな灯火運動』による寄贈品の打診を頂きました。

施設で検討を重ね、今回は移乗用のボードを寄贈頂くことになりました。

この移乗用ボード、結構なスグレモノで、女性でもひとりふたりで

男性入所者様のベッド移乗ができちゃうボードなんです。

写真ではわかりづらいですが、ボードを囲んでいるシートが

キャタピラのようにコロコロっと回転する工夫がなされてるんです。

職員の腰痛対策にと、以前検討したこともあったのですが、

決して安価なものではないので、先送りしていたものだったのですが、

今回の『小さな灯火運動』の寄贈品のコンセプトとも合致していることから

それをご寄贈頂く、ということになりました。

数名がかりで大変だった移乗がこれひとつでスムーズになり、

小さくたためるから持ち運びもラクチン。

施設にとって大変有益な物品を、この『小さな運灯火運動』を通じて

導入ということになりましたこと、この場であらためて

大阪ガス株式会社様には深く御礼申し上げます。

 

©総務室  三木

 

2019年開幕をお餅つきでお祝い!

平成最後の年、31年になりました。

年明け一発目のイベント、餅つき大会の模様をご報告します。

実はこの餅つき大会は年を経る毎に完成度が高まるイベントでして。。。

そうなんです。スタッフのスキルが目に見えて上達していくのが

一目瞭然のイベントなんですよね、これ(笑)。

衛生安全面に最大限の注意をはらいつつ粛々と準備を整え・・・

  

炊きたてのもち米を石臼に投入、さあいくぜ!

  

よいしょっ! ぺったん!

例年正面玄関で餅つきするんですが、当然寒いので入居者様皆様は室内でご観覧。

おいしそうなお餅がつきあがりました~!

  

つきあがった餅はすぐに食堂に運ばれ、

ボランティアの方と職員とで其々食べやすいサイズに切り分けていきます。

  

今年もぜんざいにして、あったかい粕汁と併せて

入居者様、ご家族様、近隣の皆様に振る舞わせていただきました。

お餅はモチロン、粕汁も大・大好評なんですよね。

  

餅つきは数回に分けて実施、地域のお子様や、

入居者様にも飛び入り参加してもらえました。

残念ながらクールポコさんは来ませんでした(なぁ~~にぃ~~?)が、

皆様の参加もあり、『よいしょ!』って大きな掛け声もありで大盛り上がり!

正月に餅をつくのは、神様が丸い鏡にその魂を宿すことから

お餅を鏡にみたて(鏡餅っていいますよね)、

その年の豊作や無病息災なんかをお願いした、という由来があるそうです。

今年は平成から新たな年号に切り替わる年になりますが、

この一年もいつもと変わらず皆様が元気で楽しく毎日を過ごせますように!

  もう!お餅どんだけ熱いねん! by副主任

 

©総務室  三木

クリスマスピアノコンサート

12月2日に開かれたクリスマスピアノコンサートの模様をお伝えします!

プロピアニストの久下真里さんをお迎えし行われた今回のコンサート。

ピアニケーション』と称される演奏会、

いつもとはまた少し趣の異なるコンサートで、入居者様、地域の方など

約70名の方々がご来場されました。

地域交流センターを会場にしたのですが、入りきらず・・・

デイサービスセンターを一部開放してお楽しみいただきました。

誰もが口ずさめるクリスマス定番曲を中心に、

ベートーヴェンの月光などうっとり聴き入ってしまう名曲など次々に演奏されます。

途中には久下真理さんによる楽しいトークも加わり

ピアノコンサートならではの厳かなイメージとは少々異なる

とてもピュアでアットホームな雰囲気でした。

毎年この時期になると、クリスマスや年末年始に伴うイベントが

全国あちらこちらで開かれていますが、

今回のウチのこのイベント、負けてないくらい素敵なものだといえます。

足を運んで頂いた皆様、そして今回のコンサートを大成功に

導いていただいた久下真理様、本当にありがとうございました。

・・・ちなみに、ピアノってのは超繊細な楽器で

運んだり、動かしたり、演奏会前だったり、

そんなときにはじっくり時間をかけて緻密な調律が行われます。

裏方の皆さんも含めて、ホントたくさんの人たちの支えがあって、

はじめてイベントは成功するものです。裏方の皆様にも感謝!

 

Ⓒ総務室 三木

台風21号による被災状況のご報告と支援御礼

このたびの台風21号、そして北海道地方地震により

被害を受けられました皆様におかれましては、謹んでお見舞い申し上げます。

一日も早く復旧されますよう職員一同、心よりお祈り申し上げます。

当施設に関しましては、9月4日14時頃から翌5日19時頃まで当施設を含めた

周辺地域の停電が生じました。

停電中は施設運営の根幹に関わる部分で、ご入居者の皆様、ご家族の皆様に

多大なるご心配とご迷惑をおかけ致しましたこと、

あらためまして深くお詫び申し上げます。

お陰様をもちまして、施設も現在はほぼ通常通りの運営状態に戻りました。

瓦屋根の一部が剥がれる等の一部損壊もございますが、

早期の完全復旧を目指し取り組んでまいります。

 

今回の停電を受けて、ご入居者の一部の方々は、

設備上適切な環境下での生活をお送り頂くために、一時的に近隣施設様に

お移り頂く等の対策をとらせていただきました。

慣れぬ環境下でご不安をお感じになられたかとは存じますが、

大きな問題もなく対応できましたのも、

ご入居者様の協力があってこそと感謝致しております。

 

そして、今回の当施設の被災に際し、一時受入れをご快諾いただき、

且つ様々な形でご支援を賜りました、

社会福祉法人豊中ファミリー アリス甲子園様、

社会福祉法人円勝会 シルバーコースト甲子園様におかれましては、

筆末ではございますが、法人一同心より厚く御礼申し上げます。

 

©総務室 三木

納涼祭’18、まじハンパねえ!

8月5日(日)16:00~、今年もやってまいりました納涼祭

今年で3回目、三段跳びで言うたらホップ、ステップ、『ジャンプ』の年です(笑)。

つまり、今年はなんとしても過去2回を上回る盛り上がりをせんといかん

というワケで、たんまりプレッシャーを感じつつ数週間前から準備に励む

職員たちの姿がありました。

例年通り、焼き場の鉄板には暑さなどものともしねえ漢(おとこ)たちが集います。

いざ祭り開幕!

 

スカッとした晴天も手伝って、あっというまに人だかり。

たこ焼き、焼きそば、唐揚げ、ポテト、あんみつ等々・・・

飛ぶようにオーダーが入ります。

食べ物コーナー以外にも、ゲームコーナーや、バザーコーナー、

超新鮮な京野菜販売のコーナー、

今年から参戦したベビーローズのブースもにぎわいます。

参加頂いた皆様が熱中症にならないよう細心の注意を払いつつ、

職員も適宜水分補給。『ここで倒れるわけにはいかぬのだ』by介護副主任

去年一昨年といずれも途中で雨が降り出すという状況だった中、

酷暑でありましたが、今年は『我が祭りに一切の雨無し!』

お越し頂いた皆様も過去最高となり、まさに『ジャンプ』の納涼祭でした。

毎年のことながら、ご利用者様はもちろん、ご家族様、地域の方々、

こどもたちの笑顔がたくさんみられると、

納涼祭今年もやってよかったな~、ってしみじみ思います。

来年は4年目になります。オリンピックやワールドカップが開催される周期の年

になりますね。来年は更なる『大ジャンプ』をかまして“金メダル”のイベントにすべく、

職員一同、まじハンパねえ気合いを入れて引き続き頑張って参ります!

 

©総務室 三木

 

 

皇太子ご夫妻を沿道でお出迎え

高校野球が開幕しました。

今年は100回目の記念大会ということもあり、皇太子さま雅子さまが

開会式にご出席なされました。

開会式のあと、武庫川女子大学付属中学校高等学校さんにお見えになる

ということで、向かいにある当施設の前をお通りに。

 

ふだんは比較的閑静な通りなんですが、この日ばかりは

少し前から道路を封鎖し、厳重な警備体制が敷かれちょっと緊張感のある雰囲気・・・

ではありましたが、実は警察の皆様の思いやりで、沿道のひと区画を

当施設ご入居者様専用場所として確保してくださいました。

それがまた皇太子ご夫妻が乗り降りされる真正面!

めったとない機会に、ご入居者の皆様も大盛り上がりで酷暑なんてなんのその

今か今かとお待ちしているうちに、ついにその瞬間が!

続々と通り過ぎる車列の中に、しっかりお目にかかることができました。

(上の画像ではちょっとわかりづらいかもしれませんが)

午前中のお出迎えに続き、午後はお見送りということで再び特等席へ。

 

皇太子ご夫妻も、こちらにお気づきいただけたご様子で、

手を振ってお応え頂きました。

目の前を通過される雅子さま、とってもお綺麗でした!

・・・ご入居者様の盛り上がりももちろんでしたが、

実はテンションMAXになっていたのは、職員のほうだったことは

ここだけの秘密、ということで。

え?だれでも閲覧できるブログで言うな、って失礼しました~(笑)

 

©総務室 三木

バイキングのお昼ナンデス!

6月3日の日曜日、特養2階のユニットイベントとして、

昼食バイキングが行われました。

今までユニット調理のイベントは定期的に行っていましたが、

バイキング形式でのランチイベントは初の試みです。

会場は1階の地域交流センターとデイサービスセンターを利用、

開始前から厨房スタッフを中心に、介護スタッフ総出で準備に大わらわ。

できたてのおいしい巻き寿司を召し上がっていただきたいと情熱を込めて巻き巻き・・・

揚げたてサクサクを召し上がっていただきたいと愛情込めて天ぷらを揚げて・・・

ホクホクで心身ともあったまっていただきたいとやさしさを込めた煮物・・・

鉄板もフル稼働。ジュウジュウと焼きそばが焼きあがります。

11時、バイキング開始。

2階なぎさの利用者様19名、そのご家族様15名、計34名の方が参加されました。

利用者様とご家族様がゆっくり会話できる場面をつくることを目的にした

イベントでしたが、みなさま終始笑顔で楽しんでいただけました。

「こうやって一緒にご飯食べるのも何年ぶりか」

「いつも以上にたくさん食べて、美味しいって喜んでました」

といったご家族様からのお声も頂戴しました。

『好きなものを好きなだけ』がバイキングの醍醐味ですが、

本質は『好きな人たちと好きな時間』というところにあるのかもしれません。

今回は2階なぎさユニットとしてのイベントでしたが、

この成功を機に、他のユニットでも独自性を出しながら、

今後も皆様に喜んでいただけるようなイベントを行っていければと、

職員たちは楽しみながら頭をひねらせております!

 

©総務室 三木

 

職員研修で『家族のような絆を目指して』

『家族のような絆を目指して』

これは当法人の理念の冒頭の一節です。

(ホームページでも謳っておりますので、ぜひ全文をお目通し頂ければ幸いです)

実は昨年末にローズガーデン甲子園は一般社団法人兵庫県老人福祉事業協会様の

主導のもと『サービス評価事業』という評価審査を受け、

その一環として、職員全員に業務に関すること、意識に関すること、

施設に関すること、人に関することなど多岐に渡るアンケートを実施しました。

その集計でも、理念に基づいた介護サービスの在り方については、

今一度全員で原点に立ち帰り考えていくことが必要だろうとの結論に至り、

研修のスタイルを大きく変えることになりました。

法人理念の詳細な解釈から労務関連、社会人マナー、業務内容等々・・・

1日8時間もの時間を費やして行われる研修です。

これ、全職員対象に当面毎月やります!

まずは施設長の辻村が、法人理念や概要、考え方など、施設全体として

向かうべき方向性や想いを伝えるパートで幕開けです

引き続き、私、総務の三木が労務関連や社会人としての意識・心構えなどを話し、

 

特養相談員の中川によるリスクマネジメント等、

ケアマネの坂下による介護保険に関する説明と続き午前パート終了。

正直、ここまででどっと疲労も溜まるであろう密度の濃い内容ではありますが、

職員各自真剣に研修に取り組む姿勢は、我々講師側からみても、

なんだか励まされるというか、

施設運営は逆に彼らに支えられているなというありがたさも感じつつ。

午後からは管理栄養士の豊川による栄養・食事・衛星の講話、

看護師の徳田による医務に関する職務内容等の話と続き、

 

特養の介護副主任の坂本、フロア長の井上による、

介護現場と実務に関する研修へと進んでいきます。

「座学」に対して少々否定的な意見を聞くこともありますが、

職員全員が同じベクトルで仕事に従事するためにはこれらの研修は必要です。

正直、今までの当苑ではここまでのシステムをとってこなかったこともあり、

職務の根幹である理念に根ざしたサービスの展開という面では

職員の意識に個人差があることも否めないというのが現状でした。

サービス評価を受け、いずれ当苑の評価も公開されますが、

それが起点で、外からではなく内側の職員から声があがり、

法人の研修のスタイルの形が変わる、法人の仕組みが変わる、

というのはとても善い事だと、小生強く感じております。

ちなみに当法人の理念は、上層部が、というのではなく、

職員間で創り上げられたとっても『想い』のこもったものなんですよ。

 

研修を通じて職員同士が『絆』で結ばれ、

その『絆』が入居者様やそのご家族、広くは地域の皆様にまで、

広がってはじめて、我々のサービスが体現されるといえます。

まだまだ施設も2年目、未完成なところが多いですが、

職員一同、一生懸命に目の前の職務に向き合っています。

ほんのわずかで結構ですので、諸所至らない中ですが

それでも頑張る彼らに、心の中で小さな拍手を贈ってあげてください。

さらに上の次元へ、もっと前へ、もっと深く、進んでいこうと思います!

 

©総務室 三木