兵庫県助成事業『ひょうご介護サポーター研修』

福祉の業界って、、、

興味はあるんだけど、実際どんな仕事内容なのか、どんな施設なのか、

そういった意見はよく耳にします。

そのような意見に対応すべく、兵庫県の助成事業として、

『ひょうご介護サポーター研修』というものがありまして、

今回は当施設を会場に研修が行われましたので、その模様をご報告します。

3月17日(日)、10:00~16:30と一日かけて行われた当施設での研修は

高齢者福祉に興味はあるけど未経験という方や、

仕事内容をより具体的に学びたい、など様々な意向で6名の方が参加されました。

午前中は座学と見学がメインです。施設長と施設部統括が中心となり、

まずはローズガーデン甲子園の概要や仕事の内容等をご紹介しました。

続いて館内見学。特養、ケアハウス、デイサービスセンターから

併設している保育園『ベビーローズ甲子園』まですべてをご案内。

特養の入浴介助用の機会なども実際に見て頂きました。

お昼をはさんで・・・

(昼食は当施設の給食で、入居者様や職員と同じものをお召し上がり頂きました)

午後は実技中心の研修です。

車椅子の扱い方では、基本的な操作方法から

ちょっとした段差を越えるための扱い方まで

様々な体験をして頂きました。

車椅子にふれること自体ほとんど未経験という方もいらっしゃいましたが

皆様しっかりと知識を習得され、みるみる上達。すばらしい!

研修会場に介護用ベッドを持ち込んでの移乗研修にも、

皆様大変興味深く参加され、また積極的に実践もされました。

正しい知識を習得しなければ、腰痛を招いたり、

思わぬ事故に繋がってしまったりします。

このような機会が少しでも正しい知識を習得する場になれたとしたら

とても意義深いものですね。

『ひょうご介護サポーター研修』は、ローズガーデン甲子園は初めての試みで、

案内のチラシも近隣に限定して配布していましたが、

反響は大きく、やはり何らかの形で福祉業界に興味を持たれている方は

潜在的に多くいらっしゃるのだな、とあらためて感じました。

一般論ではどうしても福祉業界のお仕事内容というのは広く目にしていただく

機会が多いとは言い切れません。

今回のような研修を中心に、広く皆様に業界の中身を知っていただけるような場を

今後もつくっていきたいと思います!

 

©総務室 三木